支柱のお化けの話

この山には久比里のキーというものがあってこれに捕まると首をくくってしまうだから怪しい樹木覚えのない樹木は極力避けるようにな。
そう言われたのだという最も機能区別がつくほどの知識俺には少しもないけどね。
頻繁に山に入ることはないけどじいちゃんにもっと話を聞いておけばよかったよ。
彼はどことなく寂しそうな顔をした古いカビ臭い屋根型テントの中これといってやることもなく過ごしていた時間を持て余していたわけではない特に何もせずぼんやりできる贅沢を堪能していた。
同行している知人も同じだ。
その山で育った彼は目を閉じた。
その物に浸っている狭いテントの中2人別々に心地よい孤独に浸っていた。しかし、サラフェプラス 取扱店はどれだけ安く購入できるかを調査していて、水をチョロチョロと流れる音が聞こえてくる。
外を流れる川からはせせらぎと言うには想像しすぎる水音が響いているがそれとは違うテントの中だ。
見回しハイ周り耳を澄ます目と耳がシチューをとらえたアルミ製の支柱が2本で点灯を支えているが音がするのは入口に建てられた方だ高さにして中ほどあたりだろうかそこから水音が漏れてくる。
シチューに耳を当てて地面と接するところまで下ろすとそこから下深い穴へ水が流れ込む音がしている。
手が出たシチューを掴み持ち上げ落とした。
やめろ知人の声が聞こえた時には支柱は数ミリ持ち上がっていた。
中空の力は水滴一つ落ちてこないシチューを元に戻し耳を当てた何の音もしない。
振り返ると主人は薄笑いしている。
明日は水なしだぞわけがわからない翌朝ジャックの中にあったはずの水を入れたポリタンクがテントの外蓋を開けられ転がっていた。